「郵送か、夜でも届けて頂けるなら、受付に警備員がいますので、渡して下さい。」
カタログを欲しいって連絡がありました。
高い物は予算が厳しいから・・・って言うから、売れても薄利だな。定形外の郵便で出すのはもったいない。
そもそも買ってもらえるかも分からない。
僕の通勤路だし、帰宅時に届けました。
24時間警備員がいる大きな建物に、幾つもの団体が入ってまして、言われた通りに受付の警備員に渡す。
「ここでは預かれない。」
話が違う。色々言っても「ここでは預かれない。」しか言わない警備員。
「じゃあポストはありませんか?」と聞くと、マンションのようにたくさん郵便受けが並んだ、別の入り口を映している監視カメラを指差し
「このどれか」
だと。
あー、この感じ。むかし感じた。そうだ、警察に相談に行った時に対応した警察官だ。あの適当に話を聞いてやって帰してやろうってのがミエミエで、何にもしてくれないのがミエミエだったあの警察官と同じ感じ。
この警備員、きっと警察官を定年退職して今は警備会社に勤めてるんだな。
そいつに背を向けて、持っていた手袋を地面にバチーンッ!と叩きつけてやった。ホールに想像以上に大きな音が響く中、手袋を拾う(笑)
もうどうでもいいや。カタログが入れられる、いちばん大きなポストに入れてやれ。
イライラしながらも、ウチに帰るから忘れることにする。
そんな日に限って、出勤前にいつもと同じ事をして出掛けたつもりが、間違えていたらしく、家族に迷惑かけてるんだな。
この日は最後がダメダメだと思ったら、実は朝からダメダメだったのだ、残念。